精神病の1つであるうつ病は診断のチェックシートなどを利用して自身の心の状態を把握することができます。

うつ病自己診断表

1~20の設問の中で自分に当てはまる1~4を選択し、その点数の合計点を出してください。

うつ症状診断チェックシート まれに 時々 しばしば いつも
1.気分が沈んで憂うつだ 1 2 3 4
2.朝方は一番気分がいい 4 3 2 1
3.よく泣いたり、泣きたくなることがある 1 2 3 4
4.夜はよく眠れない 1 2 3 4
5.食欲は、いつもと変わらない 4 3 2 1
6.性欲がある、異性に対する関心がある 4 3 2 1
7.最近痩せてきたことに気が付く 1 2 3 4
8.便秘をしている 1 2 3 4
9.普段よりも動悸がする 1 2 3 4
10.なんとなく疲れる 1 2 3 4
11.気持ちはいつもさっぱりしている 4 3 2 1
12.いつもと変わりなく仕事ができる 4 3 2 1
13.気持ちが落ち着かずじっとしていられない 1 2 3 4
14.将来に希望がある 4 3 2 1
15.いつもよりイライラする 1 2 3 4
16.決断するのにそれほど迷わない 4 3 2 1
17.自分は役に立つ、働ける人間だと思う  4 3 2 1
18.生活はかなり充実している 4 3 2 1
19.自分が死んだ方がほかの人のためだと思う 1 2 3 4
20.日頃から行っていることに満足している 4 3 2 1

・30点未満→現在うつ病の心配はないようですが、時々チェックしてみましょう。

・30~39点→ややうつ傾向が見られます。ストレス過多の状態にあります。

・40~49点→うつ傾向が見られます。この状態が続くなら受診が必要です

・50点以上→うつ病の疑いが濃厚です。早めに受診しましょう。

※自己診断式のチェックリストでは、うつ病でない人も高い得点が出ることがあります。

うつ病になる原因は人それぞれあります。治療には十分に休養をとる。規則正しい生活やバランスの良い食事をこころがける。抗うつ薬を使用するなどの方法があります。このサイトではNO1の知名度を誇るデパス、高い効果を得られるパキシル、安全性が高いレクサプロなどをはじめ、様々な抗うつ薬についても紹介しています。そちらも確認してみてください。

早期予防のための自己診断

男性

うつ病と言えば、やる気が出ないとか元気がないと言った物が主な症状となります。ただ日常生活に支障をきたしてしまう事も多く、悪化させてしまわない為にも早期発見早期治療が必要です。しかし以前に比べると気分が浮かない、元気がないと言っても、なかなか本人にはうつ病だと感じる事ができない場合もあります。

もしかしたら自分自身が気づいていないだけで、実は心が疲れてしまっているかもしれないので、早めに正しい対処法を行う為にもチェックリスト等を使って調べてみるのは良い事です。チェックリストで問われる内容は、それほど難しい事ではありません。

日頃の気分、体調、食欲、興味関心等です。
インターネット上にもあるので、利用してみるのも良いでしょう。時間的にも1分から2分程度で診断できるので、とても手軽に行う事ができます。その点数によってうつ病の傾向があるかどうかを判断します。

男性

また、うつ病かチェックしてみると心がどれくらい疲れているかも分かるので最近疲れがたまっている人も試しに行ってみるのも良いでしょう。そうして疲れていると診断されたら、何かストレス発散を心がけたり、休暇を取ってみるのも賢い選択です。
チェックリストはその人に対して鬱傾向があるかどうかが分かります。

またその前の段階で注意する必要があるかどうか、心配しなくても良いかも分かります。うつ病は決して自分はならないという病気ではありません。誰にでもなる可能性があるものだと思っておく方が無難です。

したがって前もってチェックしてどういった傾向になっているかを調べてみるのは予防する点から行っても効果的と言えます。ただ一つのチェックを利用すると、もしかしたら鬱傾向にあると診断されてしまう可能性もあるので注意が必要です。

1つの診断結果で判断してしまうのではなく、2つか3つ試してみるのも良いでしょう。そうして多く診断された方の傾向が現時点の自分にはあると判断する事もできます。

「うつ」は「こころの風邪」

女性

うつ病、抑うつ症状が、一昔前のようにうつ病イコール精神病という認識が薄くなりました。 鬱が「こころの風邪」といわれるようになったことについては偏見や暗いイメージが社会から払拭されたことの証かもしれませんし、また気軽に医療機関で相談し、早期発見、早期治療につながりやすくなるという点は喜ばしいことと思われます。

それは、メンタルクリニックや心療内科の漫画、映画が出る等うつの認知が広がったことで、家族の支えも受けやすい時代になったからといえます。

一方で、鬱に気付かない人も増えている気がします。現代ではストレスにさらされることが常で、会社に勤めれば残業が当たり前になっている会社や職業が蔓延しており、日本の真面目でサムライ文化の根ざした風土がよりストレス社会をけん引しているとも言えなくもない状況です。

女性

周囲を見渡すと、「わたし、自称うつなの」と友人につぶやいている女性や、まだ若いのに勃起不全を訴える男性、鬱状態を通り越して、40歳代の働き盛りに突然の抑うつ症状で、高齢ニートになる方等がニュースで取りざたされることもあります。

医療機関の調べでは10人に1人が、人生の中でうつ症状に罹患するというほどで、社会現象の一つになっています。

そして、からだの風邪と異なる点は、薬を飲めばすぐに治ったり寝ていたら治るというものではなく仕事を辞めなければならなくなったり、友人が離れていったり、社会的な地位や立場を失うといった甚大な被害を巻き起こす病気です。

そこで、「こころの風邪」をひき起こす病気や環境、生い立ちといった要因には具体的に何があるのかを見ていきましょう。

3パターンに着目してみます。

  • 内的要因として、ストレス耐性や、性格、思考方法などが挙げられます。
  • 外的要因として、生い立ちや家族との死別、仕事の環境が変わる、人間関係が上手くいかない、性的虐待等の幼少期のトラウマが挙げられます。
  • 遺伝は、片方の親がうつ病にり患した場合、その子供がうつになる確率は健常な親の2~3倍の確率に跳ね上がるとされています。

その他、うつ症状を引き起こす疾患:更年期障害、糖尿病、甲状腺の病気、副腎疲労症候群、リウマチ等です。うつ病は、これらのどれか一つではなく、複合的な要因がからんでいるため、非常に治りにくく辛い病気の一つでもあります。

うつ病に限らず、長期治療が必要となる病気では、全くの医師任せではなく患者自ら医療へ参加するという意思が高いコンプライアンスを得られて初めて早期改善へとつながると言えます。

精神疾患の種類

ハート

精神疾患の種類や特徴、克服法などをまとめましたので幾つかご紹介します。

うつ病

■特徴
うつ病は眠れない、食欲がない、意欲が沸かない、1日中落ち込んでしまう等と言う状況が続く症状です。精神的なストレスが重なる事で脳内で障害が起き、機能が普通ではないので考え方が否定的になり、自虐的になったりします。また不眠などの症状も現れ食欲不振等、逆に過食になる事もあります。これらの症状が長く続いた場合は、病気のサインです。

■克服法
治療するには、まずしっかり休養する事が大切です。
その他にも薬による治療も有効的です。精神科で処方してもらう薬に抵抗がある方も中にはいるかと思いますが、他の病気と同じようにうつ病も薬を用いて治療を進めます。うつ病には抗うつ剤が効果的で以前はデパスが主流でしたが現在は個人輸入禁止となっている事から、デパスに代わるうつ病の薬を個人輸入して服用している方が増えてます。その中でも特に「イフェクサー」の効果が注目されています。

しかし抗うつ剤を飲んだからといってすぐに治るような病気ではありませんので、どのくらいで完治するとは言えません。ですが早めに治療をはじめることで回復するのも早いと言われています。症状が悪化してしまうと自殺を考えてしまうこともあります。悪化してから抗うつ剤などを飲んでも思うように症状が改善されず、治療期間が長引いてしまうこともあります。ですので、早めに抗うつ剤を使用することに越したことはないです。

双極性障害

■特徴
気分障害に区分される疾患の1つです。憂鬱な気分なうつ状態に急に気分が高揚し愉快な気分になったり、また落ち込んだりと繰り返し現れる病です。簡単に言えば落ち込んでるか愉快爽快な気分のどちらかしかないといった感じです。見た目は精神疾患に思えないので厄介な病とも言えます。

■克服法
早めに正しい治療をスタートさせると上記のような症状を調整しながらふつうの生活を送ることが出来ます。この病気の治療目標としては躁状態・うつの状態から回復し、再発予防する事です。。双極性障害は再発を繰り返す度に次の再発までの期間が短くなり、深刻化しますので再発するのを予防することがとても重要です。具体的には、薬による治療と心理社会的治療が用いられます。

適応障害

■特徴
適応障害は特定の状況、出来事がその人にとって耐え難く感じられ、その為に精神症状、身体症状、行動面に症状が現れる病です。症状としては憂鬱な気分、強い不安感、涙もろくなる、過剰な心配等があげられます。

うつ病と似ていますが、ストレスとなる出来事が明確なので、その原因が解消されると徐々に回復します。しかし放置した状態でいると症状が慢性化する事もあります。薬物療法だけでは改善するのが難しい病ともいえます。

■克服法
まずは十分に休養することが大事です。もし職場(仕事)に強いストレスを感じているのであれば、休職することが必要です。人それぞれ差がありますが早い人は数日で改善する事が出来ますし、遅くても数週間で症状は良くなります。

パニック障害

■特徴
突然、めまいや動悸、吐き気、手足の震え等が起こり、その為に生活に支障がでる状態をいいます。この発作は思う程強く、自分では制御出来ません。この発作が起こりやすい場所は電車の中、エレベーター内、こういう密室が多いのも特徴です。

病気発症の引き金となる原因は完全にはわかっていないものの「過度なストレス」「睡眠不足」「お酒」「たばこ」「カフェイン」等が考えられ、現代的特徴として「スマートフォンの使用」も原因の一つとして考えられています。

■克服法
パニック障害を克服するためには自分自身を見つめ直し変わろうとする強い気持ちと努力が必要です。その他にも抗うつ薬の一種であるSSRIやベンゾジアゼピン系の抗不安薬による薬物療法が効果的です。海外ではイフェクサーが活用されていますので、パニック障害改善の効果もあります。

アルコール依存症

■特徴
お酒を飲む量、飲むタイミング等を自分自身で調整出来ない状態の事をいいます。お酒を飲むのは良くない事と分かっていても脳に異常が起きてお酒を飲む事を止められず、お酒が無いといられなくなる状態になります。

アルコール依存症はアルコールが抜けると「強いイライラ感」「不眠」「頭痛」「吐き気」「手の震え」「痙攣」「発汗」「動悸」といった症状が現れます。こういった症状をおさえる為に、またお酒を飲んでしまうのがいわゆる依存症共通の症状です。

■克服法
アルコール依存症を克服するには強い意志で断酒をする必要があり、断酒して症状が良くなったと思いこみ、お酒を口にしてしまうと再び元の状態に戻ってしまいます。ですので治療するには本人が活動的に取り組むのは勿論、親族や周りの人の協力も大切です。

薬物依存症

薬

■特徴
アルコール依存症と同じように薬物依存症は、大麻や麻薬、シンナー等の薬物に依存している状態の事をいいます。薬物を繰り返し使いたい、使っていないと不快になるから使い続ける、止めようと思っても止められないのが特徴です。

薬物依存症には欲しいという欲求が我慢出来なくなる精神的依存と、薬がないと不快な離脱症状が現れる身体的依存があります。この薬物依存症の恐ろしい点は薬の効果に身体が慣れてきて、徐々に量が増えることです。

■克服法
薬物を止めるには本人の強い意志と、薬物を手に入れる経路を完全にさえぎる必要があります。

解離性障害

■特徴
解離性障害とは自分が自分であるという意識が失われている状態の事です。たとえば「記憶がハッキリしない、もしくは思い出せない」「自分の体ではないような気がする」「楽しい事をしているはずなのに楽しいと感じない」等があります。その他にも「ある出来事の記憶がない」「いつの間にか自分の知らない場所にいる」等といった様様な症状があります。

多重人格障害もこのうちの一つです。多重人格障害の場合はある人格が表に出ている時は、もう一つの人格の時の記憶が無いことが多いです。 これらの症状の原因は過去の辛い経験を自分から切り離そうとする事から起こることが多く、一種の自己防衛本能と考えられています。

■克服法
まずは安心できる治療環境を準備する事がとても大切です。その中には親族や周りの人の理解と、精神科へ受診しているのであれば病院の医師との信頼関係も必要です。 心理療法であれば眼球を動かしながらトラウマとなった出来事を思い出すEMDRや、体の感覚を感じるフォーカシングなどが効果的です。薬物療法は補助的な役割を担います。

強迫性障害

■特徴
強迫性障害は、どうだってよい事であってもその事がどうしても頭から離れない、ある行動をしないではいられない、という強迫観念と強迫行為を繰り返してしまう症状が特徴です。たとえば、汚れているからと過剰に手を洗う、外出する際に鍵の締め忘れがないか何度も確認をしてしまう事があります。

■克服法
強迫性障害の治療法は薬物治療と認知行動療法の2つあります。この2つの方法を併用することで、より有効性があると言われています。薬物治療の場合はSSRIという脳内のセロトニンに有効のある薬が使われるのが代表的です。一定期間継続して服用することで、強迫行為をしたくなる衝動が薄れ気分にも余裕が生まれるという効果が期待できます。

強迫性障害は発症の出方や症状も人それぞれ違いますので、薬物治療のみで症状をある程度克服できる人もいますし、そうではない人もいます。ですから病状により治療方針を医師と相談すると良いでしょう。

睡眠障害

■特徴
「疲れているはずなのに眠れない」「眠りが浅く夜中に何度も目が覚める」といった事が続き、仕事中などに眠くなり日常生活に支障が出ているという場合は睡眠障害の可能性が高いです。不眠症も睡眠障害の一つですが、それ以外にも過眠症や睡眠呼吸障害など種類は様々です。

睡眠障害になる原因として、薬によるものや生活習慣の乱れ、過度なストレス等人によって原因によって様様です。睡眠時の無呼吸症候群の場合は夜間、酸素の供給量が極端に変わりますので脳卒中などの他の疾患のリスクも上がります。

■克服法
睡眠障害になった原因によって治療法も変わります。
過度なストレスが原因という場合は、自分なりのストレス発散法を見つけると良いでしょう。また眠る前に緊張感を和らげる効果のあるラベンダー等のアロマを焚くのもオススメです。その他、睡眠薬やサプリメントで治療する事も出来ます。

摂食障害

女性

■特徴
摂食障害には食事をほとんど取らなくなってしまう拒食症、極端に食べ過ぎてしまう過食症の2つあります。拒食症の特徴としては食事の量が減る、低カロリーのものしか食べない、その結果体重が極端に減り生理が来ない等といった症状があります。

一方、過食症は一度食べはじめると止められない、短い時間に沢山の量を食べて吐く、ダイエットしたいと思っているのに食べすぎた事を後悔して憂うつになるといった症状がみられます。また拒食症から過食症になる事もあります。

■克服法
一般的には心療内科等で薬物治療や心理カウンセリング療法の2つあります。薬物治療はあくまで対症療法ですので、摂食障害を薬だけで完治できるものではありません。

たとえば激しく落ちこむ事やうつの症状、食べ物に対する強い欲望等を和らげる働きを期待する抗うつ薬であるイフェクサーや苛々して余裕がない、他人と会うと緊張してしまう等といった不安な気持ちが引き起こす諸症状に有効性がある抗不安薬、摂食障害が生み出す感情の浮き沈みが激しさ、衝動的な感情や行動を和らげる働きのある抗精神病薬等が代表的な薬です。

統合失調症

■特徴
統合失調症は心や考えがまとまりにくくなってしまう病気で、気分や行動に影響が出てしまい人間関係がむずかしくなる事があります。この統合失調症には陽性症状と陰性症状があります。陽性症状は幻覚や妄想など健康な時にはなかった状態が現れる症状です。陰性症状は意欲低下や感情表現が少なくなるという、健康な時にあったものが無くなってしまう症状です。

幻覚の特徴としては、周囲の人には聞こえない声が自分には聞こえるという幻聴が多く、周囲からは「独り言を言っている」「実際はないのに誹謗中傷された等の被害を訴える」「人と関わらず一人でいる事が多い」等、こうした事が統合失調症のサインです。

■克服法
自分自身で病気だと気づきにくいとされていますが、はやめに治療をスタートさせることで回復するのも早いです。そのため、周囲が異変に気づいたときに早めに専門機関に相談する事をオススメします。 統合失調症の治療には抗精神病薬が利用いられます。治療には抗精神病薬を欠かす事はできないというくらい重要な位置づけにあります。薬物以外の治療でも可能と医師が判断した場合はカウンセリング等の治療も行われる事はありますが、薬を使わずに治療することは正直むずかしいとされています。

パーソナリティー障害

■特徴
パーソナリティー障害とは一般の人と比べてこだわりが強かったり、心がとてもデリケートで神経が細かい事によって日常生活や社会生活、労働生活に支障をきたした状態の事いいます。特に注意しなければいけない点は、本人には悪意はありませんし、決して性格が悪い事を意味するものではありません。

またパーソナリティー障害はほかの精神疾患を引きこす性質があります。合併する事が多い主な病気は、うつ病、双極性障害、不安障害、アルコール依存、薬物依存等があります。

■克服法
パーソナリティ障害は自然に治るものではないのですが、症状や困難性は適正な治療を受ける事で改善できます。 薬で完治させる事はむずかしく、薬物治療はあくまで対症療法になりますが、強い不安や緊張、抑うつ等といった精神症状を一時的に和らげる事ができる投薬治療を行う事があります。たとえば、うつ病の症状が現れている場合はSSRIや三環系の抗うつ薬が使われます。

PTSD

女性

■特徴
PTSDとは衝撃的で恐ろしい経験をし、それによって精神的ショックを受けることで発症する病気です。たとえば大地震などの自然震災や、虐待、犯罪被害等が原因で発症する事が多いといわれています。とても辛い体験や大きなショックを受けると食欲がなくなったり、眠れなくなる事もあります。これられは誰にでも起こり得るものですが、これが何ヵ月も長期間続く場合はPTSDのおそれがあります。

■克服法
PTSDかも?と思った場合は親しい人に相談したり、早めに心療内科や精神科の受診をすると良いでしょう。PTSDを放置すると精神疾患を併発する等、重症化する事もありますので自身でPTSDのうたがいがあると気づいた場合は速やかに病院で受診し、早めに治療をスタートさせることで早めに回復する事が出来ます。

てんかん

■特徴
てんかんは突然意識を失い、反応が無くなる等のてんかん発作を繰り返し起こす病気です。原因や症状は人十人十色です。脳の一部の神経細胞がある日突然、一時的に異常な電気活動を起こす事により生じます。基本的に症状は一過性で、てんかん発作が治まると元通りの状態に回復します。

■克服法
社会生活をするという点では、適切な抗てんかん薬を使う事で大抵の人が問題なく生活しています。その一方で、抗てんかん薬の効き目がなく難治性てんかんとして複数の抗てんかん薬の調整や外科治療等の専門的なてんかん治療が必要な場合もあります。

精神疾患の種類のまとめ

このように精神疾患と言っても色々な種類があり、原因や治療法もさまざまです。ここにあげたのは代表的な疾患であり、まだ色々と種類はあります。少しでも気になる所がありましたら気をつけて下さい。イフェクサーはこういったうつ病にも有効で、2015年から販売されている新しい抗うつ剤です。
イフェクサーはノルアドレナリンを増やす作用がありますので「意欲」「やる気」「気力」が低下した症状の改善に効果的です。

抗うつ剤を飲むと眠くなるという副作用を気にしている方も多いと思いますが、イフェクサーは他の抗うつ剤よりも眠気が出にくいというメリットがあります。
日本国内ではまだ販売されたばかりですが、海外では代表的な抗うつ剤として広く用いられて通販で気軽に購入する事が出来ます。またジェネリックも豊富なのでお求め安い価格で購入する事が出来ます。

抗うつ剤の効果が出る理由

脳内物質

抗うつ剤の主な効果は脳内物質セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミン等を上手く潤滑する様、調整役として抗うつ剤が活躍します。上記に挙げた神経伝達物質が枯渇、異常分泌すると脳内のバランスが取れなくなり、様々な疾患を引き起こします。

神経伝達物質が正常に働けないのは、ストレス過多、不規則な生活・食事、運動不足、寝不足等が主な原因と言われています。主にセロトニンなどの神経物質が激減する事で、脳内のローテーションが回らなくなり、身体が突然誤作動を起こすのです。

セロトニンの枯渇で生活が徐々に辛くなりますが、脳内ではすでに手いっぱい。そこで抗うつ剤で手助けをします。今までテキトウに使いまくっては捨てていたセロトニンを、有効活用できるように調整役を始めます。

無駄使いせず、いつ使い、どれだけ溜めて、捨てずに手元に置いておくか、その役目を抗うつ剤が請け負ってくれたおかげで、セロトニンも自分の役目に集中できるようになります。

治療を始める前に

部屋の隅で蹲る

治療を考えている方に、抗うつ剤についてご紹介する前に解いておきたい誤解があります。うつ病・うつ状態、不安障害、パニック障害など、著名人のカミングアウトや広く知ってほしいとメディア媒体を使って広めた事で、ある誤解が生まれてしまいました。

こうした障害を抱えた人は心の風邪にかかってしまった、だからケアが必要なのだと。分かり易い例えにされた事で、多くの人に認識される事も出来ましたが、誤解も生みました。

心の風邪なら薬使えば簡単に治るよね?まだ治らないのは甘えじゃないの?という誤解です。軽い風邪なんて誰でも経験する事で、珍しい事でもありません。でも風邪をこじらせると扁桃腺炎から肺炎になり、最悪死亡する危険すらあります。

簡単に治る事もあればこじらす事もある、その認識は間違っていませんが、認識を正してほしいのは心の弱さが足を引っ張っているという事。うつ病をはじめとする疾患の多くは脳内の神経物質の枯渇や異常分泌によるものが原因です。

ここでいう心が弱い、甘えは関係ありません。自分からも他人からも医者からも目に見えない神経物質が要因です。人は目に見えないよくわからないものに形という定義を付けたがります。そこで丁度良かったのが精神・心です。

抗うつ剤で副作用が起こったら

セロトニンに作用する薬でよく副作用を起こすのが消化器系、吐き気や下痢です。軽めの物なら抗うつ剤が安定してくる1週間~2週間ほどで体内に成分が安定してきて症状も落ち着いてきます。

何時まで経っても症状が出てしまう場合や、最初から我慢できないレベルの副作用であれば、我慢せずに薬を中断しましょう。体質でどうしても合わない薬はあります。あう薬を捜しましょう。

抗うつ剤は太るのか

お腹の肉を摘む

太るとは一概には言えません。太りやすいのもあれば太りにくい薬もあります。太る理由は主に、リラックス効果による食欲の増加、運動不足が挙げられます。

特に食欲不振でまともに食事が出来なかった人にとっては、抗うつ剤の服用で食欲が戻る方もいるでしょう。その際沢山食べてしまい、かつ運動を怠れば体重増加は免れません。

抗うつ剤は痩せるのか

お腹をメジャーで計る

痩せると考えられる理由は2つ。副作用による吐き気・下痢。抗うつ剤の覚醒作用、意欲向上により活発になる事。消化器系の副作用も痩せる原因になりますが、これまで動く気力すらなかったのに運動を始めるのも痩せる事に繋がります。

抗うつ剤で吐き気が起きる理由

吐き気がするとき

身体の中でセロトニンが脳内に存在するのは僅か2%、90%は胃腸などの消化器系です。消化器系でセロトニンが活躍すれば、胃腸運動も活発になり、時に吐き気をも多す事があります。

同じく副作用により下痢を起こす事もあります。人間の不思議な心理の中に、下痢を起こすと吐き気を催す事もあるようです。ある意味セロトニンが働いているという事にもなるので、脳内にも届いているので、落ち着いて来るまでなるべく我慢が必要です。

抗うつ剤で性機能障害がおきた

背中を向けて寝る男女

抗うつ剤はセロトニンに効き、セロトニンがリラックス効果を起こしてくれます。男女ともに心身ともにリラックスしている時に性的欲求や性的興奮はなかなか起こりづらいもの。特に女性よりも男性の方が生理現象もある為、この性機能障害に気づきやすいようです。

その場合、朝服用する事で血中から排出される頃の夜には、リラックス効果も軽減されているようです。眠気などに日中邪魔されなければ、朝服用してみましょう。朝の服用で夜には血中濃度も下がっていますので、性機能障害が改善されます。

抗うつ剤で眠気がおこる理由

仕事中の眠気

・抗ヒスタミン作用などの覚醒作用
ヒスタミンが脳の覚醒、食欲抑制に動いていて、この作用を抑えるのが抗ヒスタミン作用を初めとする覚醒作用です。脳が覚醒していないと眠気や倦怠感が強くなり、食欲が増加し体重は増加します。

意図した作用ではない為、副作用になってしまうのですがいつもより食べ過ぎている、なんだか眠いと感じたら、抗ヒスタミン作用などの覚醒作用かもしれません。

・覚醒物質によって睡眠の質が悪くなる
ノルアドレナリンやセロトニンのような覚醒物質によって就寝中に目が覚めてしまうと、睡眠の質が悪くなり、日中に眠気を感じる様になります。

・なぜか眠気を感じる
稀ですが、そもそも眠気を感じるはずが無い薬の成分でも、眠気を感じる場合はあります。大抵の場合、薬を飲んだら眠くなるという思い込みや、身体がなれない事で感じる原因不明の眠気など。

抗うつ剤で眠気が起きたら

セロトニンにはリラックス効果を起こす作用があります。リラックスしたり気分が穏やかな時、自然と眠気が起こります。怒っている時にお腹が空いて沢山食べてしまうと、満腹で眠くなります。

怒っていたのももういいやとなげやりになったりします。その時もリラックス状態になっています。眠気が起きて困る場合は、起床後やお昼頃から服用すると眠くなるので、就寝前に服用しましょう。

抗うつ剤とアルコールの併用

お酒を手に取る

薬とアルコールの併用が推奨されないのには理由があります。薬もアルコールも肝臓でろ過され血液を通って体の中を巡ります。アルコールを飲んだら濃度を薄める為に水を飲んだほうがいいと聞いた事はありませんか?アルコールを飲んだら思考や判断能力が落ち、気持ちが大きくなったり気分が悪くなったりします。

ざるにしろ下戸にしろ、身体の中ではアルコールを摂取するたびに大忙しで肝臓が稼動しています。そんなフル稼働のなか、薬が身体の中に入ってきたら肝臓だって対応しきれません。どちらかが後回しになります。肝臓にとってアルコールも薬も身体の中に入ってきた異物なので、急いでろ過しなくてはいけません。肝臓に負担をかけないよう、飲むなら少量、控えめにアルコールを摂取しましょう。

ちなみにビール500mg缶をろ過するのに、健康な肝臓なら、70kgの男性で約3時間、53kgの女性で約4時間かかります。アルコールは飲めば飲むだけ肝臓が頑張る時間も加算されていくので加減してあげましょう。

抗うつ剤との併用は・・

併用は控えましょう。アルコールには血管を広げたりリラックスさせたり、判断力や思考力を鈍らせます。分解も遅く、薬の分解にまで手が回らない可能性もあります。

抗うつ剤の多くはリラックス効果があります。リラックスの相乗効果でもっといい事は起きません。良い事よりも、記憶が無くなるまで飲んだり、気が大きくなって物を壊したり他人に暴言を吐いたり、怖い効果の方が起きやすいのです。

抗うつ剤使用中に妊娠した場合の影響

外出中の妊婦

全く影響がでないとは言えません。抗うつ剤によって異なりますが、妊娠初期、後期で服用する期間によってもどれほど影響を与えるかも変わってきます。胎児の脳、脊髄、肉体がつくられるまでの妊娠15週までは抗うつ剤は大きな影響を及ぼします。奇形児の出生率が飛びぬけて上がるという事はありませんが、抗うつ剤の種類によってはよくない影響を及ぼす可能性があります。

妊娠15週を過ぎてからの服用では、奇形児が出生するリスクは下がります。ただしゼロではありません。現在分かっているのは、抗うつ剤を服用するより喫煙、飲酒をする方が悪影響がでているようです。妊娠中のうつや産後うつという言葉があるように、母親に大きなリスクを背負わせて出産まで耐えられるのか、そこがポイントになります。

抗うつ剤を服用した事がない方でも、うつ状態になる事もあるので、絶対に飲んではいけないとは言えないのです。最終的に飲む、飲まないの判断をするのは母親です。産婦人科医、心療内科の医師、双方と相談しあった上で、妊娠中も服用を続けていくのか、中断するのかを決定します。

抗うつ剤使用中に妊娠するのは・・

お腹に触れる妊婦

母体と赤ちゃん、どちらも大事です。母体が我慢できる程度で症状が抑えられるのであれば服用しない方がいいです。しかし、服用しないと母体どころか胎児まで生命の危険があるような状態なら、妊娠中にも服用する事はあります。その場合、必ず産婦人科医に抗うつ剤を服用している事を告げましょう。

抗うつ剤の中には出血が止まらない薬もあります。出産時に輸血が必要になるかもしれません。隠していても、後で取り返しのつかない事態に発展させる可能性があります。素直に服用すべきか否か相談しましょう。

抗うつ剤使用中の授乳

授乳中の母子

抗うつ剤を服用しながらの授乳も、絶対にしてはいけないとも、安心・安全ともいえません。こちらも母親と、心療内科の医師、産婦人科の意思で最終決定がなされます。どのような薬を飲んでいるかによりますが、悪影響を明らかに与える薬もあれば、僅か程度に留められる薬もあります。

服用する事が決まっているのなら、なるべく母親も満足できて、子供にも影響を与え難い薬を決めておきましょう。服用中でも授乳を控えさせない理由には、母親から子供へ与える母乳に秘密があります。母乳には生まれたばかりの子供に必要な免疫力や栄養がふんだんに含まれています。

授乳によって母と子の絆も深まりやすくなるので、授乳しないよりは授乳した方が母と子、双方にとってメリットが大きいのです。

抗うつ剤使用中の授乳はできる?

抗うつ剤の種類によって授乳可能か不可か決まります。授乳のメリットは、赤ちゃんの免疫力強化と母体とのスキンシップ効果が期待されます。授乳しない事で赤ちゃんとの信頼関係も築きにくくなるため、服用しても授乳してもいいか、医師に相談しましょう。なかには服用中の授乳は控えた方がいい薬もあります。

抗うつ剤を減薬する

薬を受取る患者

突然の断薬、減薬は離脱症状を味わうだけの辛い物になる為、ゆっくり時間をかけて減らしていきます。減薬の仕方は基本、錠剤を4等分して1欠片ずつ減らしていき、早くて2週間、通常で1ヵ月間かけて薬を減らしていきます。

抗うつ剤の減薬の仕方は2通り。錠剤ならばピルカッター等で錠剤を4等分し、1欠片を残して残りの3等分を服用する方法です。減らしていく期間は薬によりますが、大まかにみて1年位の余裕を取っておきましょう。

薬を減らすタイミングは早くて2週間、通常であれば1ヵ月ほど様子をみます。減薬は時間をかけすぎても十分なくらいが丁度いいので、ゆっくり焦らず減らしていきましょう。

カプセルの場合は2日1回、3日に1回と服用する間隔を長くしていきます。薬によって減薬方法は異なるので、場合によっては他の薬を代用として使い、目的の薬を断薬させる方法もあります。急いで減らしすぎると今度は離脱症状で、体調不良になる恐れがあるので、慎重に行いましょう。

抗うつ剤で離脱症状が起こるのは

お腹を庇う女性

離脱症状が起こる条件は主に3つ。突然の断薬、服用間隔の短さ、飲み忘れです。


突然の断薬

今まで服用していたものを突然断薬してしまうと、頭では断薬の事を知っていても身体は知らされていないので、驚いてしまいます。今まで同じ時間帯にある分量だけ服用していたのに、それが突然貰えなくなったら、身体としては抗議行動を起こすしかありません。それが離脱症状です。

頭痛や吐き気、倦怠感に眩暈など、薬が抜けた事で身体に起きる損失が大きい事を身をもって知らせます。この症状は、身体の中から薬が抜けきるまで続きます。身体が薬を忘れてくれれば、症状は起こらないのです。

服用間隔の短さ

効果時間が短くて効果が強い、正にデパスのような薬だと、離脱症状はおきやすくなります。服用している薬の耐性ができると、薬の服用間隔が短くなり、依存ができてしまいます。依存してしまうと、離脱症状はセットで起こるようなものなので、代わりの薬を探すか、服用中の薬を断薬、減薬しなくてはいけません。

飲み忘れ

うっかり飲み忘れたり、服用する日を間違えてしまう事でも起こります。効果時間が短い薬で、効果がとても強い薬ほど離脱症状は置きやすくなります。特に三環系の薬を服用している場合は注意しましょう。

抗うつ剤で離脱症状が起きたら

カプセルと錠剤

取る方法は3つ。薬を元に戻すか、我慢するか、他の薬を代用するかです。減薬も順調に行ってきて、減薬が断薬が上手くいかない場合、しばらく減らす直前の服用量に戻し、落ち着いてきたら減らす、という方法を繰り返します。

身体の中に残った成分が忘れられなくて身体が薬を欲しがっている為、完全に忘れるまで我慢します。無理に我慢するのは精神的な依存と肉体的な痛みが生じるので、苦行としか言いようがありません。根性を試される様な辛さなので、素直に他の方法を試しましょう。

目的の薬が減薬、断薬があと一歩及ばない、そんな時に、似たような薬を少量代用し、薬が抜けきったら、代用した薬も断薬、減薬を開始します。長ったらしく面倒くさいと感じるかもしれませんが、この方法が意外にも安定して断薬できます。

ジェネリック医薬品のメリットとデメリット

女性

ジェネリック医薬品とは別名で後発医薬品といい、先発品の特許が切れてから先発品と同様の成分・成分量で作られたお薬で「安全性、有効性が認められ実証のある先発品と同等である」とされたものです。

医師と相談して患者がどちらかを選ぶことが可能です。しかしながら日本では「まだ先発薬の方が良いのではないか?」というブランドイメージが先行してしまっています。このページではジェネリック医薬品のメリットやデメリットをはじめ、選ぶ際のポイントなどを紹介します。

メリット

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  • 実績のある有効成分であるため、安全性や有用性、効果・効能が既に保証されている。
  • 飲み方や用量、使用上の注意点が分かったうえで服用できる。
  • 製造の際に莫大な開発費用がかからないため、とにかく低価格で購入できる。
  • 日本では後発品も発売前には、厳しい検査が課されており安心である。
  • 異なる添加物が、先発品のの安全性をさらに高める目的で配合されており、逆に安心である。
  • 高齢化が進み財政を莫大な医療費が圧迫するなかで、ジェネリック医薬品の普及は医療費を削減することにつながる。

また効き目や安全性といったものに影響がない範囲内に限られていますが、改良することも可能です。そのため別名リニューアル医薬品とも呼ばれています。内服薬の形状や、大きさといった飲みやすさ、外用薬ではシップの貼りやすさ(粘着の度合い)などに工夫を加えられていることもあります。

例えば、「入れ歯に挟まりやすい粉薬がふわっと溶けやすく改良されている」、「苦みをコーティング剤などでやわらげられていたり、カプセル剤を固形の錠剤に変えて咽頭部を通りやすく改良されている」「湿布のフィルム剥離紙がはがしやすく改良されている」など様々です。このように高齢者や障害を持つ方、お薬が苦手な方にも優しい作りのものを安全性はそのままに改良されていることがあります。

デメリット

女性

ジェネリック医薬品は分類としては薬局で購入することができる薬ではなく、成分が単体で配合された医療用医薬品(処方箋薬)の後発薬ですので、他の効果の薬との複合されていないため効果を得られにくくなったり、逆に効果が強まってしまったりする危険性もあります。

  • 先発の医薬品と比べ、副作用が出やすい可能性がある。
  • 異なる添加物が配合されているため、アレルギーが起きる可能性がある。
  • 先発の医薬品と有効性が完全に同じであるとは言えない。
  • 統計学的に先発品と差がないとされているため安全性を確認する実験は行われていない。

上記のようなものがジェネリック医薬品のデメリットとして挙げられます。

ジェネリック医薬品を選ぶ際のポイントは?

女性

説明したようにジェネリック医薬品には様々なメリットがあると同時にデメリットも存在しています。では選ぶときのポイントや正しい選択方法などはあるのでしょうか?紹介します。

  • 信頼のできるメーカーなのか?
  • 詳細にデータを出しているか?
  • 添加物などはどうか?
  • その薬の特性は?(錠剤、OD錠など)
  • 公立病院や薬剤師会での推奨品を選ぶ
  • 安定して供給がされているか?

上記のようなことなどが選ぶ際のポイントとなってきます。購入の際には自分で成分や効果、副作用などを確認するだけではなく、実際にその薬を服用した人の話を聞いてみたり、ネット上にある口コミや購入レビューを参考にすることもオススメです。またこのサイトではうつ病や不安障害に効果がある薬を紹介しています。

確実な効果を得られるパキシルや、安全性が高いことで知られるレクサプロ、No.1の知名度を誇るデパスなどといった薬はもちろん、そのジェネリック医薬品なども紹介していますので是非ご覧下さい。

薬で副作用がおこる理由

薬と果物

心療内科で処方される薬にも、脳に効く薬なのにお腹が痛い・緩い、気分が悪いなど、本来の目的とは異なる箇所に副作用として現れる場合があります。脳に作用する薬なのに何故他の場所が痛くなったりするのか?薬が作用する仕組みを知ると、副作用が起こる仕組みが分かるようになります。

薬がどのように消化・吸収されて作用していくのか、イメージしにくいかもしれません。イメージしやすいように、食べ物を消化・吸収していく流れを先にご紹介します。

食べ物の消化・吸収・排泄

お酒に付けたフルーツ

人が食事をする理由は大まかに分けて2つ。飢えを凌ぐ為、身体を作り出す材料を摂取する為です。ご飯を食べると胃から腸に運ばれ最終的に排泄されます。消化→吸収→排泄の間には、摂取→消化→吸収→代謝→排泄という過程があります。

<摂取>

口、または喉や胃からチューブを通して直接栄養を取り込む。食べ物を食べる時に行う咀嚼行為は大切で、普段の生活や成長過程と密接な関わりがある。

<咀嚼行為の大切さ>

  • 咀嚼回数が減るほど痴呆の可能性が高まる。脳の神経細胞を破壊するたんぱく質ベータアミロイドは、咀嚼回数が少ない人ほど多くなる
  • 虫歯や歯周病予防効果。唾液に抗菌作用の酵素や歯を強化するたんぱく質も含まれている
  • 唾液に含まれる酵素の分解で胃の消化効率も上がる
  • ガンや生活習慣病を防ぐ成分が、唾液に含まれる活性酸素を抑制
  • 咀嚼により満腹中枢が信号を受取り食べ過ぎを抑える。咀嚼で顔の筋肉も鍛えられる

<消化>

口や胃で細かく分解された食べ物を更に細かく分解して吸収するのが腸の役目。唾液と消化液が混ざり合って、胃で固形物から液状に近くなると、十二指腸で胆汁等と混ざり合い小腸に運ばれます。小腸で分解吸収された後の残り分を腸内細菌で分解吸収し、水分が無くなったものを排泄物として処理されます。

<吸収>

  • 小腸で栄養素の大部分を吸収。腸の毛細血管から肝臓、静脈、心臓、分身へ分泌、利用、貯蔵される
  • 吸収されるのは糖質、たんぱく質、ミネラル、水溶性ビタミン、水
  • リンパ管から胸管、静脈、心臓、全身へ分泌、利用、貯蔵される
  • 吸収されるのは脂質、脂溶性ビタミン

消化しきれなかった水とミネラル、食物繊維を腸内細菌が分解吸収し、不要な分、吸収しきれなかったのを便として排出します。

<代謝>

吸収段階で各臓器に送られ貯蔵された栄養素の使用を代謝といいます。代謝の要となるのが肝臓。たんぱく質生成・分解、アルコールや有害な物質を分解、解毒を行います。

<排泄>

栄養素の搾りかすだけではなく、細胞が代謝を行った時の老廃物も便に含まれます。不必要な老廃物を体内から排出する役目が腎機能です。腎機能が低下すると不要な物質や老廃物等の排泄がうまく行えない為、血中に尿毒素が溜まる症状を起こす事もあります。

薬の取り込む仕組み

分子レベルにまで分解

薬には様々な種類があります。舐めたり噛んだりするものから、咀嚼禁止のものや飲み薬、貼り薬など様々です。身体の中で薬が吸収され、分布、代謝されるまでにどのような働きがあるか把握すれば、服用タイミング等も自然に逆算できるようになります。

一般的な薬は咀嚼が必要ない為、吸収→分布→代謝→排泄の過程になります。

各種臓器に必要な作用を届ける為には吸収後に全身の血中を辿る事が必要です。食事の栄養素と同じように、薬も小腸まで到達できなければ各臓器に分布する事ができません。

<吸収>

腸まで届かせて吸収し、体内中に成分を分布させる方法がイメージしやすいですが、小腸まで到達させる必要のない物もあります。便秘の改善薬や腸内細菌を正しく戻す整腸剤は、腸から吸収されないように工夫している薬もあります。他にも血管へ注入する注射薬、肛門から直腸へ挿入する座薬等。

<分布>

腸から吸収された成分は体内中を巡り目的の場所へと届きます。全身を巡っている際に、想定外の場所に辿り着いて思いもよらない作用を起こす事があります。元々降圧剤などに使用されていた薬が薄毛に効果があるという事が分かり、多くの人に薄毛の治療薬として利用されている薬もあります。

思ってもない効果が良い意味で現れた時、副産物から主要目的に切り替わる事もあります。副作用を都合のいいよう利用するという方法です。

分布による作用が予想外の方向に現れた時、副作用と呼びますが、上記の様に良い方向と悪い方向とは受取り側で変わります。上記の薬の様に薄毛で悩んでいない場合は増毛が悩みの種になる可能性もあります。

逆に、明らかに困った副作用でも、受け取り側にとっては歓迎される事もあります。抗不安薬には眠くなる副作用が付いてきますが、その副作用を利用して不眠を解消する事もできます。

1日の服用が1回で済むレクサプロ(SSRI)、ジェイゾロフト(SSRI)、イフェクサー(SNRI)、パキシル(SSRI)等は就寝前に服用する事で、眠気という副作用を本来の睡眠時間に利用する事ができます。その目的もあって処方されている患者もいます。食欲が無くなる副作用は、食べ過ぎるのを抑える効果もあります。

口が渇いてしまう副作用を、鼻炎に悩む方が服用すると鼻水が止まったり、食欲がなくなる薬は過食気味な人が服用して食欲を抑えたり。薬に慣れた人や、知識がある人は副作用を逆に利用してやろうという気持ちで服用している事もあります。

薬を服用したからと言って、絶対に副作用が出るとは限りません。逆に副作用が絶対出ないとも言えません。不都合な副作用が起きるかもしれないという気持ちで服用すると、身体に異変が起こる事もあります。

思い込みの力は人が思うより大きな力です。プラセボ錠という有効成分も治療効果もない偽薬を、本物の薬だと相手に思い込ませて服用させると、薬を飲んだ安心感から通常偽薬ではありえない治療効果を発揮する事があります。それと同じで副作用が起きない、もし起きたとしても利用できる何かに発想を転換させる事で、副作用を感じなくする事もできるようです。

<代謝>

肝臓の働きは大きく、食品や飲料など、人間が口から摂取したものの中には有害物質が含まれていることもあります。その有害物質を解毒する為の機能が備わっており、主に肝臓で代謝する薬は、身体にとっては異物のような物です。身体の中に吸収された薬は最高濃度に達し、代謝・排泄されていきます。

持続時間が長い薬はゆっくり効いてゆっくり排泄されていきます。こうした薬の服用回数は1日1回程度。

持続時間が短い薬は早く効いて早く排泄されていきます。こうした薬の服用回数は1日2~4回。もしくは頓服として利用。

副作用が起きる前提で考えれば、早く効けば早く副作用から解放されますが、即効性があるものほど、副作用が起きる可能性も高まります。逆に、持続性の長い物はゆっくり排泄される為、身体から抜けるまで長時間副作用に悩まされます。その点、持続性の長い物は副作用が起きる可能性は低くなっています。

<排泄>

体内に取り込まれた薬が排泄されるには大きく分けて2種類。排便時に一緒に排泄されるか、排尿時に一緒に排泄されるかです。排便として排泄される場合、肝臓で代謝され消化管に排泄されます。排尿として排泄される場合、腎臓で作り出された尿として排泄します。この場合、代謝していなくても排尿として排泄される場合があります。

そのため腎臓機能、肝臓機能が低下していると、副作用が発生しやすくなり、副作用が強く現れる事もあります。その為、薬の投与量を減らしたりと調整する必要があります。例外として、吸入麻酔薬などの気体として取り込んだ場合、肺から排泄されています。

SSRIでおこる副作用

白い錠剤

三環系抗うつ薬に比べると格段に副作用の発生率は下がっています。重篤な副作用もほとんどないので安全性も高い薬でもあります。SSRIで命の危機になるような副作用は稀にありますが、ほとんど起こりません。副作用が起こりにくい理由は、>セロトニンに特化して効いてくるから。

三環系抗うつ薬の様に、セロトニンやノルアドレナリンへ広範囲に効けば効果は強くなりますが、その分余計な副作用も多く発生する為、不必要な場所にまで効いてしまい副作用が多くなります。

SSRIはその分セロトニンに特化する事で、ピンポイントで効き、副作用が他の場所で起こる可能性を抑えてくれています。その分、SSRIが特化しているセロトニン関係の副作用が多く見られます。

SSRIの副作用詳細

吐き気が起こる

吐き気、嘔吐などの消化器系、性欲低下などの性機能障害、不眠、もしくは眠気など。セロトニンの90%が胃腸に集中している為、ある意味SSRIが効いている証拠なのですが、効きすぎて消化器系に作用しているのです。脳内のセロトニンは僅か2%なので、胃腸の方の副作用が目立ってしまいます。

セロトニンにはリラックス効果があります。リラックスすると自然と眠気が出てくるのが生き物の性質です。それとは反対に不眠も出てくるのは、やはりセロトニンに特化しているせいです。セロトニンにはノルアドレナリンの分泌にも関係している為、ノルアドレナリンが覚醒作用を起こし、眠れなくなってしまいます。不眠になるか、眠気が起きるかは、体質によって変わるようです。

性機能障害もセロトニンが関与しています。リラックスしている時に性欲がわかない時を思い浮かべていただけるとイメージしやすいでしょう。セロトニンが気分も安定させ安心させる為、性欲もわきにくくなります。

SSRIの種類

色々な薬

SSRIは効果の高さと副作用の少なさから、バランスがとれた安全性の高さから第一選択肢として医師からも処方しやすい薬のようです。

現在日本では、ルボックス、デプロメール(成分名:フルボキサミン)、パキシル(成分名:パロキセチン)、ジェイゾロフト(成分名:セルトラリン)、レクサプロ(成分名:エスシタロプラム)の4種類が日本では処方可能です。それぞれの薬の特徴と副作用をご紹介します。

SSRIの効果

偏った食事

SSRIの効果は主にセロトニンを増やす事。セロトニンに特化している薬です。不安を感じたりやる気をなくしたりするのは、主に脳内の神経伝達物質であるセロトニンが枯渇している為に、やる気や意欲、不安に繋がるのではないかと考えられています。

セロトニンを枯渇させない為には、セロトニンが分泌しやすい環境を作り、それを易々と分解させない。SSRIはセロトニンを増やす薬ではありません。枯渇させない為の薬です。

セロトニンが不足する原因は様々ですが、主にストレスや睡眠不足、食事の偏りなどが要因として考えられています。過酷な環境にいる脳内のセロトニンがせっかく分泌されても、多くのセロトニンが使われないまま取り込まれて再利用されてしまいます。 そこでSSRIは分泌されたセロトニンが再利用されないように、使われるまでその場所に留まらせておく事で、セロトニンの枯渇を防いでいます。ここまでの説明を一気に行うと患者が混乱してしまう為、全部まとめてセロトニンを増やす薬と説明を受ける人が多いようです。

ルボックス、デプロメール

ルボックス

当サイトでは紹介していませんがルボックスやデプロメールもSSRIの1つです。SSRIといえば、効果時間の長さが特徴の1つで、眠気や不眠などの服用が起きた場合も状況に応じて朝晩に服用できるのがメリットでもデメリットにもなりましたが、ルボックスやデプロメールの場合だと1日2回服用しなければいけない為、人気は落ち気味。

睡眠薬としてセットで使う場合、特にロゼレムとの使用は併用禁忌とされています。相互作用や禁忌とする薬が多く、使いづらい点が使用者を限定してしまいます。とはいえ、強迫性障害にはSSRIの中でも評判はいいので、使える人を選んでしまいますが、悪い薬ではありません。

パキシル

パキシル20mg

効果の強さと高さから、SSRIの中では最も強いという評価を受けています。重症患者にも投与できる優れものですが、副作用の多さや離脱症状の起きやすさが欠点でもあります。2000年に発売されたSSRIなので、当初発売された薬よりもジェネリックは副作用が抑え目にはなっています。

それでもSSRIの中でも群を抜いた効果の強さと副作用の多さが服用者を選びます。それでも、副作用の多い三環系抗うつ薬よりも幾分か副作用は抑え目に出来ています。

ジェイゾロフト

ジェイゾロフト

ジェイゾロフトはパキシルに比べて効果はマイルドに出来ていますが、その分副作用も軽く安全性も高いので、バランスのいい薬として医師からも処方しやすい薬として認められています。



三環系抗うつ薬の方が効果が強いといわれていますが、早くて1週間で効果を感じ始める三環系抗うつ剤に対し、ジェイゾロフトは早くて4~5日程度で効果を実感できる為、第一選択肢としても選ばれやすいようです。

レクサプロ

レクサプロ

2011年に発売されたばかりのSSRIです。SSRIの中で見ても効果の強さと副作用の少なさはバランスがよい薬です。1日1回の服用で十分効果を得られ、継続して使いやすい薬でもあります。最も使いやすい特徴として挙げられるのが、服用開始からすでに治療可能な用量であること。

効き目が穏やかなジェイゾロフトを例に挙げると、開始から治療可能な用量になるまで増薬を行う必要があります。(治療開始の用量からすでに効き目を感じていれば増薬の必要はありません。)意外にこの特徴が大きいので、第一選択肢にレクサプロが選ばれる事が多くなります。

SNRIの副作用

睡魔と闘う女性

SNRIの特徴はセロトニンとノルアドレナリンの両方に作用する事で、抗うつ効果を示しています。確かに広範囲に作用する事で様々な疾患や部位に効いてくる事が判明しています。反面、広範囲に効いてくる事で副作用が出やすくなってしまいます。睡眠中枢に効いてしまうと、不眠になったり、胃腸に作用してしまうと吐き気や下痢を生じる事があります。

ノルアドレナリンの作用では血圧が上昇したり、脈拍が速くなってしまい、汗をかきやすくなる為、使いどころが難しい欠点もあります。主な副作用は、性欲減退等の性機能障害、吐き気・下痢などの消化器系、不眠や頭痛、発汗、倦怠感やふらつき、血圧上昇などです。

SNRIの効果

motivation

セロトニンに特化していたSSRIに対しセロトニンとノルアドレナリンに作用するのがSNRIの特徴です。広範囲に効くので三環系抗うつ薬のように副作用が強いのかと思ってしまいますが、SNRIは比較的副作用が少ない薬です。

うつ病・うつ状態、不安障害、強迫性障害、対人恐怖症、社交不安障害などに有効とされています。セロトニンがリラックス効果や気分を落ち着かせる事に作用し、ノルアドレナリンが意欲ややる気に作用します。

作用を見ると凄くいい薬に思えますが、ちょっと欠点があります。うつ症状に効果を示すまで最低でも2週間を要します。効果を見るなら1ヵ月の余裕は見ていた方がいいでしょう。

SNRIの種類

現在日本国内で処方可能な薬は3種類。そのうち当サイトでご紹介しているのがイフェクサーです。SNRIの種類を大まかにご紹介します。

トレドミン

セロトニンとノルアドレナリン両方に作用しますが、ノルアドレナリンの方に強く作用しています。セロトニンの方が作用が弱めなので抗うつ効果も弱くなっています。

その分、副作用も少ない為、高齢者でも安心して服用できる薬でもあります。効果時間が短い為、1日に2~3回の服用が必要になります。服用回数が多い為、飲み忘れが増えてしまいます。飲み忘れを考慮して現在は単体で処方される事は少なくなりました。

サインバルタ

サインバルタ

うつ病やその症状、糖尿病性神経障害の痛み、線維筋痛症などの痛みに有効です。セロトニンとノルアドレナリンの両方に働きかける特性をもちます。バランスが良くて理想とする患者もいれば、セロトニンだけに効いてほしい方もいるので、こちらも好みが分かれてしまいます。

イフェクサー

イフェクサーXR75

少量でもセロトニンに対して効果があり、用量を増やせばノルアドレナリンにも作用できる薬です。セロトニンとノルアドレナリンの両方に作用する事で広範囲な治療を目的として発売されました。SSRIで効果を感じなかった方も、イフェクサーでは効果を感じられたという報告もあるようです。

NaSSAとは

日中の眠気

NaSSAにはリフレックス、レメロンという薬があります。セロトニンとノルアドレナリンに作用します。NaSSAとしてとても効果が強く、はやくて1週間ほどで効果を感じることが出来ます。1日1回で十分な効力を得ますが、服用後の眠気が多い為、主に就寝前に服用されるケースが多いようです。良い面と悪い面のバランスが極端な為、使い勝手を選ぶ薬でもあります。

眠気という作用が不眠を改善し、食欲不振も改善しますが、悪く働けば、日中の眠気が強く出てしまい、更に食欲増加による体重増加が目立ってしまいます。抗不安効果や不眠の改善、繊維筋痛症にも効果を示します。効果の強さで言えば、三環系抗うつ剤の方が強いようです。

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